経営力向上計画が中小企業にとってお得すぎる件

経営力向上計画が中小企業にとってお得すぎる件

練馬の税理士法人矢崎会計事務所の代表の矢﨑です。

突然ですが、 経営力向上計画ってご存知ですか?


簡単に言えば、生産性の向上を目標設定した計画書です。


規模を拡大している中小企業にとって、必ず策定して認定をうけておきたい計画書です。


なぜ、必ず認定をうけておきたい計画書と言えるかというと、 それは、この計画書には下記の効果があるからです。


1.計画書に記載した一定の設備を実際に導入すると、税制優遇が受けられます。 ※1,500万円の設備投資の場合、取得価額1,500万円全額を損金算入、または最大150万円(取得価額の10%)を法人税・所得税から控除できます。


2.従業員の給与を前年度より増加させた場合、最大で増加額の25%を 法人税から控除できます。 ※①従業員の給与を総額で300万円上昇させ、②経営力向上計画の認定を受け、生産性向上を実現させた場合、75万円の税額控除が受けられます。 (300万円×0.25=75万円)


3.日本政策公庫の設備資金の融資を低金利で受けることができます。


4. M&Aの際に発生する登録免許税・不動産取得税が軽減されます。


5.ものづくり補助金、事業承継補助金、小規模事業者持続化補助金などの補助金の審査時に加点を受ける事ができます。


設備投資を検討されている中小企業又は従業員の給料を増やしている中小企業は、 是非認定を受けられるべきです。


なお、 以下の時期的な注意点がありますので、お早目にチャレンジされる事をお勧め致します。


・認定は1ヶ月程度かかります。
・税制優遇を受ける事業年度終了までに認定を受けないと税制優遇は受けられません。
・設備にかかる税制優遇は、原則、設備取得前に認定を受けないと税制優遇は受けられません。


もちろん弊所でも【経営力向上計画】策定支援を行っていますので、
是非ご相談ください。

https://yazaki-kaikei.com/contact.html#


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です