インターネットの第3世代であるWEB3.0
弊所でも仮想通貨やNFTの法人や個人の確定申告の相談で増えてきています 。
そんな中、皆さんはWEB3.0という概念をご存じでしょうか?
上記の通り、1990年代にWEB1.0、2000年~2020年代はWEB2.0時代と言われていて、WEB3.0はまさにこれから新しい時代を作るものであります。
WEB3.0とは、ブロックチェーンを基盤とした新しいインターネットの形で、ブロックチェーンとはデータの改ざんを防ぐための技術です。
WEB3.0の特徴は?
中央集権を排除する
WEB2.0のインターネットは、GoogleやAmazonなどの大手企業が中心となって運営されています。
必ず運営元があるという形でしか存在はできないというイメージです。
しかし、WEB3.0では、このような中央集権を排除し、ユーザーがデータの所有権や管理権を持ちます。
透明性・信頼性を高める
上記の場合だと管理が難しいと指摘されると思いますが、それをカバーするのがブロックチェーン技術でこちらはデータの改ざんを防ぐための技術です。
そのため、WEB3.0では、データの透明性・信頼性が高まります。
新たな経済圏を生み出す
弊所の確定申告の相談でも増えてきている暗号資産やNFTなどはまさにWEB3.0の時代に利用が見込まれるものであり、新しい経済圏がどんどん生まれています。
そういったことからWEB3.0の将来性はとても明るいものと考えられており、今後知識や経験を積むことが必須になるかと思います。
個人の権利や自由が守られる
WEB2.0のインターネットでは、ユーザーの個人情報が大手企業によって収集・利用されています。
その管理や悪意などで流出や流用が危惧されておりました。
しかし、WEB3.0では、ユーザーが自分のデータをコントロールできるようになるため、個人の権利や自由が守られるようになります。
新たなビジネスやサービスが生まれる可能性
WEB3.0ではブロックチェーンや暗号資産などの新しい技術を活用したビジネスやサービスが生まれる可能性を秘めています
世界中の人々がつながる
WEB3.0ではブロックチェーンを活用することで、世界中の人々がつながりやすくなると考えられます。
送金のスピード感、費用の抑制なども期待され、インターネットを介してより多くのコンテンツやサービスを楽しみ利用することが可能になります。
WEB3.0には当然課題も!
技術的な課題
ブロックチェーンはまだ技術的に未熟な部分があります。
今のWEB2.0の定着するまでには各種の技術的なトライ&エラーがあったので、今後もそれは目を向けなければいけない課題です。
セキュリティ上の課題
ブロックチェーンは改ざんが困難とされていますが、完全に不可能なわけではありません。
また、管理者がいないというメリットというのは、逆に個人の自己責任という部分がより強く出ると思うので、個々のWEB3.0に対する知識や経験が必須になっていくと予想されます。
普及の課題
弊所代表が各種セミナーや従業員へWEB3.0について話した時、ほとんどの人は首をかしげます。
それぐらい一般的に普及していないため、やはり今後の普及の課題はあると思います。
しかし、これらの課題を克服することができれば、WEB3.0は私たちの生活をより便利で楽しいものにしてくれるでしょう。
これから生活の基盤になるかもしれないWEB3.0についてぜひ目を向けてください!
WEB3.0はまだ発展途上の技術ですが将来性はとても明るいものと考えられています。
また、WEB2.0同様にいつかは生活の基盤になることが期待されているものなので、ぜひ今後の発展に目を向けて頂ければ幸いです!
また、法人&個人の方でWEB3.0、仮想通貨、NFT、メタバース、DAOなどの税務会計や各種サービスに精通している会計事務所やコンサルティングが希望であれば、お気軽にご相談ください!
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