事業承継を事前に準備しないと起こる弊害は色々とありますが、今回は一つの例をご紹介いたします。
【とあるお話】
①都内を含む多くのテナントビルを持っていたとある社長がお亡くなりになりました。
②困ったことに法人の役員は社長一人。
非上場株式も株価対策を全くしておらず、不動産の評価とほぼ同等の評価であり、保有割合も社長100%であった。
③相続人が2名居ましたが、事業承継対策をしなかったため会社の経営権を巡って争いに!
④会社の業務執行、株主の権利行使にも問題が生じずが、話し合いがうまくいかず最終的には裁判へ!
⑤裁判決着まで不動産などが処分ができず、相続税の納税資金の工面を含む、相続人で数億単位の借入が必要に!
⑥弁護士費用、借入利息も含めた支払い、多くの手間と争い、さあ果たして誰が幸せになったのか?
事業承継をすることで上記のような悲劇は減らせる!
いかがでしたでしょうか?
事業承継をすれば上記のようなデメリットがすべてぬぐいされるわけでは決してございません。
ですが、少しでも事業承継対策をしておけば、本来は必要がなかった出費や手間、争いを減らすことができることもまた事実でもあります。
事業を行っている限り、必ずいつかは必要になる事業承継。
是非、今回の記事を見て事業承継の準備をされたいという方がおりましたらお気軽にご相談ください!
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